クリナップ
「かってにクリントラップ」とは?
施工事例やメリット・デメリットを
徹底解説

排水口掃除をラクにする「かってにクリントラップ」
(2026年6月更新)
「排水口のヌメリや臭いが気になるけど、掃除するのが正直しんどい…」
「掃除を頑張ってもすぐにヌメリが戻ってきてしまう…」
そんなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて、このコラムを書いています。
こんにちは。
千葉県のリフォーム専門店「リフォラボ」です。
キッチンの排水口は、毎日使う場所だからこそ汚れがつきやすく、それでいて掃除がしにくいという、なんとも厄介な存在です。
「掃除はしているのに、なぜかすぐにヌメリや臭いが戻ってくる」という方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、まず排水口や排水トラップがなぜ汚れてしまうのかをわかりやすく解説し、その上で自動で汚れを防ぐ「かってにクリントラップ」の仕組みについてお伝えします。
さらに、導入することで得られる具体的なメリットや、導入前に知っておきたい注意点、実際の施工事例についてもご紹介。
読み終える頃には、排水口掃除のストレスから解放された、清潔で快適なキッチンを実現するための具体的なイメージが見えてくるはずです。
排水口・排水トラップが汚れる原因
封水に雑菌が繁殖してヌメリ・臭いが発生する仕組み
排水トラップには「封水」と呼ばれる水が溜められています。
この水がフタの役割を果たし、下水からの臭気や害虫の侵入を防いでいるのですが、この封水自体に雑菌が繁殖して汚れてしまうと、今度は排水口そのものが臭いの発生源になってしまいます。
特に水が動かない時間が長くなるほど、封水内では雑菌が増殖しやすい環境に。
毎日掃除をしていても、封水が入れ替わらない限り、ヌメリや臭いの根本原因は残り続けてしまうのです。
油や食べかすの蓄積が招く汚れの温床
調理や洗い物で出る油分や食べかすは、排水口を通る際にどうしても排水トラップの内側に付着してしまいます。
特に油は冷えると固まりやすく、トラップの内壁にこびりついて落ちにくい汚れに変化することも。
この付着した油分や食べかすがヌメリのもととなり、そこに雑菌が繁殖することで、嫌な臭いがどんどん強くなっていきます。
掃除頻度の差が生む「臭いの蓄積」
排水口の掃除頻度は、家庭によって大きく差があると言われています。
こまめに掃除をする方もいれば、ほとんど手を付けない方もいるのが実情です。
掃除をしないまま使い続けていると、汚れの状態に気づかないうちにヌメリや臭いが蓄積し、最終的には排水の流れが悪くなるケースも見られます。
時間をかけて掃除をしても、放置すればすぐに汚れてしまう場所だからこそ、継続的なお手入れが欠かせません。
構造的に掃除しにくい排水トラップの形状
排水口の掃除が後回しにされがちな理由のひとつに、そもそも掃除がしにくい構造であることが挙げられます。
凹凸や隅が多い形状だと、ブラシが届きにくい部分に汚れが残りやすく、十分に洗いきれないことも少なくありません。
中には汚れる場所をフタなどで隠して見えなくしているトラップもありますが、これでは臭いやヌメリの根本的な解決にはつながりません。
掃除のしやすさだけでなく、「掃除そのものの負担を減らす」という視点が、排水口問題の本質的な対策には必要といえるでしょう。
自動で汚れを防ぐ「かってにクリントラップ」の仕組み
うず状の水流で封水を入れ替える洗浄メカニズム
「かってにクリントラップ」は、クリナップのシステムキッチンに搭載されている、排水トラップを自動で洗浄する機能です。
仕組みはとてもシンプルで、排水トラップの側面に設けられた噴射口から水を噴射し、内部にうず状の水流を発生させることで、汚れた封水を新しい水へと入れ替えます。
この洗浄動作と、日常的にシンクで使う水やお湯、洗剤成分などが組み合わさることで、ヌメリの発生を抑制し、嫌な臭いも軽減してくれる仕組みです。
本機能は定期的な封水の入れ替えにより、ヌメリの発生を抑制するものであり、汚れの付着を完全に防止するものではありません。
固着した汚れや繁殖したカビは洗浄運転では除去できないため、定期的な手洗いでのお手入れが必要です。
タイマーによる1日3回の自動洗浄
「かってにクリントラップ」最大の特長は、タイマーによる自動洗浄機能です。
8時間ごとに自動で洗浄が行われるため、1日あたり3回、キッチンを使っていない時間帯でも勝手にトラップ内をきれいに保ってくれます。
共働きで忙しい朝、出かけている日中、寝ている間など、人が手をかけられないタイミングでも自動的に洗浄が進むため、「気づいたらやり忘れていた」という心配がありません。
必要な時に使える手動洗浄スイッチ
タイマーによる自動洗浄が基本ですが、気になる時にすぐ洗浄したい場合は、水栓金具の横に設置された手動スイッチで洗浄を行うことも可能です。
スイッチは誤動作を防ぐため、非接触ではなく押し込み式を採用し、2度押しで作動する設計になっています。
お手入れ中に誤って触れてしまったり、ペットが上に乗ってしまったりしても簡単には作動しないよう配慮されており、安心して使い続けられる構造です。
開発に約3年・試作20パターン以上を経た技術
この機能は、約3年という開発期間と、20パターン以上の試作を経て完成したものです。
特に重視されたのは、水流を効率よくトラップの中心まで届けるための形状設計と、手洗いがしやすい構造の両立でした。
検証は会社の検証スペースで約1年、社員の自宅で約1年と、長期間にわたる実生活での検証が積み重ねられており、油分の多い料理を意識的に作って厳しい条件下でも効果を確認するなど、丁寧な開発プロセスを経て製品化されています。
導入することで得られるメリット
掃除の手間とストレスからの解放
最も大きなメリットは、排水口掃除の手間とストレスから解放されることです。
面倒で避けがちだったトラップ内部の洗浄を機能が代行してくれるため、掃除の負担が大きく減り、時間的なゆとりが生まれます。
「触りたくない」「見たくない」と感じていた場所だからこそ、自動で清潔をキープできる安心感は、日々の家事の満足度を大きく左右するポイントといえるでしょう。
ヌメリ・雑菌を抑えて衛生的なキッチンを保てる
ヌメリは雑菌の温床であり、臭いの原因にもなります。
自動でトラップ内を洗浄することで、こうした汚れの蓄積を抑え、衛生的な状態を保ちやすくなるのも大きな魅力です。
小さなお子様がいるご家庭や、来客時の印象を気にされる方にとっても、キッチンの清潔感は見過ごせないポイント。
毎日使う場所が清潔に保たれることで、安心してキッチンに立てる環境が整います。
気になるランニングコストは1日トイレ約1回分
自動洗浄と聞くと、水道代や電気代が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
実際の使用水量は1回あたり約1.7リットルで、1日3回の洗浄でもトイレを1回流す程度の水量に収まります。
※水道料金(上下水道合計):265円/㎥(2024年7月時点の基準)にて算出
※別途電気代がかかります
特別な洗剤やカートリッジも不要なため、追加のランニングコストを気にせず導入できる点も安心材料のひとつです。
洗エールレンジフードなど他機能との組み合わせでさらに快適に
「かってにクリントラップ」は、クリナップの「流レールシンク」と組み合わせることで、より大きな効果を発揮します。
流レールシンクはシンク内のゴミを自動で排水口へ集める機能で、ゴミに触れる手間を減らしてくれるアイテムです。
ゴミが排水口に集まりやすい構造と、トラップ内を自動で洗浄する機能が合わさることで、シンク全体の清潔さを保ちやすい環境が整います。
油汚れが気になるレンジフードについても、自動洗浄機能付きの「洗エールレンジフード」を組み合わせることで、キッチン全体の掃除負担をまとめて軽減することができます。
洗エールレンジフードについて詳しく知りたい方は、こちらのコラムもご覧ください。
→洗エールレンジフードとは?自動洗浄機能や後悔しないポイントを徹底解説
導入前に知っておきたい注意点とデメリット
洗浄だけでは落とせない汚れがある(定期的な手洗いは必要)
「かってにクリントラップ」は非常に便利な機能ですが、完全に掃除が不要になるわけではない点には注意が必要です。
固着してしまった汚れや、すでに繁殖してしまったカビについては、自動洗浄だけでは取り除くことができません。
あくまで汚れの付着を抑制するための機能であることを理解した上で、定期的な手洗いのお手入れも併せて行うことが大切です。
水栓型浄水器との併用に制限がある
最近では、水道水の水質を気にされて浄水器の導入を希望される方も増えていますが、「かってにクリントラップ」を取り付けた場合、単独の浄水器や整水器は選べないという制約があります。
浄水機能そのものを諦める必要はありませんが、選べる浄水器のタイプに制限がかかる点は事前に知っておきたいポイントです。
水にこだわりたい方は、どのような形であれば併用できるのか、リフォーム会社に早めに相談しておくと安心です。
夜間の洗浄音が気になる場合の対処法
タイマーONモードで使用すると、夜中に自動洗浄が行われる場合がある点も知っておきたいポイントです。
音自体はモーター音ではなく水の噴射音のみで、コップに勢いよく水を注ぐ程度の大きさですが、就寝中の音が気になる方もいるかもしれません。
そのような場合はタイマーOFFモードに切り替え、手動で洗浄する運用も可能です。
ただし、タイマーOFFモードの場合は8時間に1回を目安に手動で洗浄運転を行う必要があるため、生活スタイルに合わせて選択するとよいでしょう。
対応キッチンとリフォームでの導入条件
「かってにクリントラップ」は、クリナップのシステムキッチンに搭載される機能のため、導入にはクリナップ製キッチンへのリフォームが前提となります。
既存のキッチンに後付けすることはできないため、導入を希望する場合はキッチン本体の交換を伴うリフォームが必要です。
種類によって対応の有無が異なる場合もあるため、導入を希望するグレードに搭載されているかを事前に確認しておくことをおすすめします。
かってにクリントラップの施工事例
空間を引き締めるブルーキッチンへリニューアル
実際に「かってにクリントラップ」を取り入れたリフォーム事例をご紹介します。
千葉県松戸市にお住まいのY様邸では、経年劣化をきっかけにキッチンリフォームを実施。
お手入れのしやすさを重視され、クリナップ最上級グレード「セントロ」への入れ替えを行いました。
リフォームのきっかけ:経年劣化で工事を考え、お手入れしやすいキッチンへ
リフォームのポイント:排水口を自動で洗浄できる「かってにクリントラップ」を採用
使用建材:クリナップ セントロ
このリフォームでは、「かってにクリントラップ」と「洗エールレンジフード」という、2つの自動洗浄機能を組み合わせて採用。
排水口とレンジフードという、掃除の負担が大きい2箇所をまとめてお手入れラクにすることで、ホテルライクで洗練された空間を実現されました。
空間を引き締めるブルーを基調としたキッチンは、見た目の美しさだけでなく、日々の掃除のしやすさまで考え抜かれた一台です。
Q&A
Q.自動洗浄だけで掃除は本当に不要になりますか?
「かってにクリントラップ」は、封水を定期的に入れ替えることでヌメリの発生を抑制するものであり、固着した汚れや繁殖したカビまでは除去できません。
日々の掃除の手間は大きく減りますが、定期的な手洗いのお手入れは引き続き必要です。
Q.水道代・電気代はどのくらいかかりますか?
A.タイマーONモードで1日3回、365日使用した場合の年間水道代は約500円以下と算出されています。
これはトイレを1回流す程度の水量を、1日でまとめて使用するイメージです。
電気代は別途かかりますが、特別な洗剤やカートリッジが不要なため、追加コストを抑えながら使い続けられる点が魅力です。
※年間の水道代は、タイマーONモード(1日3回洗浄)で365日使用した場合を想定して算出。水道料金(上下水道合計):265円/㎥(2024年7月時点の基準)
※別途電気代がかかります。
Q.浄水器を使いたい場合はどうすればいいですか?
A.「かってにクリントラップ」を取り付けた場合、単独の浄水器や整水器は選べないという制約があります。
水道水の水質にこだわりたい方は、どのようなタイプであれば併用できるのか、リフォーム会社へ事前にご確認いただくことをおすすめします。
まとめ
排水口掃除の負担を減らし、清潔なキッチンを叶える「かってにクリントラップ」
「かってにクリントラップ」は、排水トラップを自動で洗浄することで、長年多くの方を悩ませてきた排水口のヌメリや臭いの問題に正面から向き合った機能です。
タイマーによる1日3回の自動洗浄により、忙しくて掃除の時間が取れない方でも、無理なく清潔を保てるのが大きな魅力といえます。
固着した汚れには手洗いが必要なことや、浄水器との併用には制限があることなど、導入前に知っておきたい注意点もありますが、それを踏まえた上でも日々の掃除の負担を大きく減らせる機能であることは間違いありません。
松戸市Y様邸の事例のように、自動洗浄機能を組み合わせたキッチンリフォームは、見た目の美しさと毎日の使いやすさを両立させてくれます。
排水口の掃除にストレスを感じている方は、キッチンリフォームの選択肢のひとつとして、「かってにクリントラップ」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

✐記事制作
戦略マーケティング部
✐記事制作:戦略マーケティング部










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