【プロ直伝】魚焼きグリル
水あり・水なしの違いとは?
使い方・見分け方を徹底解説

水ありグリルと水なしグリル、違いを知って毎日の調理をもっと快適に。
(2026年1月更新)
「グリルに水って入れるの?入れないの?」
「新しいコンロ、使い方がよくわからない…」
そんな疑問を抱えたまま、なんとなくグリルを使っていませんか?
実は、グリルには水ありと水なしという2つのタイプがあり、
それぞれに特徴や適した使い方があります。
この違いを正しく理解することで、毎日の調理はもっとラクに、そして美味しく仕上がります。
こんにちは。
千葉県のリフォーム専門店リフォラボです。
最近のガスコンロでは水なしの魚焼きグリルが主流になりつつありますが、一方で、今も多くのご家庭では水ありグリルが使われています。
「水を入れる理由は?」
「水なしでも本当に大丈夫?」
「掃除のしやすさや焼き上がりに違いはあるの?」
こうした疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、魚焼きグリルの水ありと水なしそれぞれの違いをはじめ、見分け方や基本的な使い方、そして安全に使うためのポイントまで、リフォームのプロ目線でわかりやすく解説します。
毎日使うキッチンだからこそ、ほんの少しの知識が大きな快適さにつながります。
「自宅のグリルの種類を知りたい」
「もっと上手にグリルを使いこなしたい」
そう思った方は、ぜひ最後までお読みください。
あなたの毎日のお料理が、今よりもっと快適になるヒントが見つかるはずです。
魚焼きグリル「水なし」「水あり」の基本を知ろう
ガスコンロのグリルには2つのタイプがある
ガスコンロの魚焼きグリルには、大きく分けて「水を入れて使うタイプ」と「水を入れずに使うタイプ」の2種類が存在します。
一見すると同じように見えるグリルですが、この違いを理解しておくことで、調理の質やお手入れの手間が大きく変わってきます。
特に10年以上前のコンロから買い替えた方は、以前は水を入れるのが当たり前だったのに、新しいコンロには「水を入れないでください」と書かれていて戸惑われることも少なくありません。
水ありグリルとは?その仕組みを理解しよう
水ありグリルは、焼き網の下にある受け皿に水を入れて使用するタイプです。
魚を焼くと、油が滴り落ちて受け皿に溜まります。
この油が高温になると発火したり、煙が大量に出たりする危険性がありました。
受け皿に水を張ることで、落ちた油の温度上昇を抑え、発火や煙の発生を防いでいたのです。
昔はこの方式が主流でしたが、使用後に油混じりの水を捨てる手間や、シンクまで運ぶ際にこぼしてしまうストレスから、多くの方が「グリルは面倒」というイメージを持つようになりました。
水なしグリルとは?どう違うの?
水なしグリルは、受け皿に水を入れる必要がないタイプのグリルです。
「水を入れなくて大丈夫なの?」と心配になるかもしれませんが、これは技術の進歩によって実現した安全設計。
受け皿を空気で冷却する仕組みや、煙・ニオイを抑える機構が搭載されているため、水なしでも安全に、そして快適に調理できるようになっています。
現在販売されているガスコンロのほとんどが、この水なしタイプになっています。
水ありグリルと水なしグリルの見分け方
受け皿の表示を確認するのが一番確実
「うちのグリル、水を入れるべき?入れないべき?」
そんな疑問は、グリルの受け皿を見れば一発で解決します。
確認方法:
1. グリルの焼き網を取り外す
2. その下にある受け皿を確認する
3. 受け皿に書かれている注意書きをチェック
水ありグリルの場合:
受け皿の底に「水を入れてお使いください」「WATER」「水位線」などの表示があります。
水なしグリルの場合:
「水を入れないでください」「水不要」などの表示、または特に水に関する指示がない場合があります。
水ありと水なしの見分け方が書いていない場合の判断方法
長年使っていると、受け皿の表示が薄れて読めなくなることや、そもそも記載が無いこともあります。
そんな場合は、取扱説明書を確認するか、メーカーのお客様相談窓口に型番を伝えて確認するのが最も確実です。
コンロの型番は本体の側面や前面に記載されていることが多く、メーカーに問い合わせることで正確な情報を得ることができます。
取扱説明書が見つからない、メーカーへの問い合わせが難しい場合、受け皿の形状や購入時期から推測することもできます。
一般的に、古いコンロには水ありグリルが多く、近年販売されているコンロは水なしグリルが主流。
形状については、水ありグリルは水を溜めるために深めの受け皿になっていることが多く、水なしグリルは比較的浅い受け皿のものが多い傾向があります。
ただし、形状や購入時期だけでは判断を誤る可能性もありますので、必ずメーカーや取扱説明書で確認することをおすすめします。
実際に確認してみました!我が家の魚焼きグリルは水ありと水なしどっち?
実際に調べてみましょう
それでは、ここまでの内容を踏まえて、実際にご自宅のグリルがどちらのタイプなのかを確認してみましょう。
手順はとてもシンプルです。
まずはグリルを引き出し、焼き網を取り外して受け皿をチェックします。
受け皿の底面や側面をよく見ると、
「水を入れてください」「WATER」「水位線」などの表示がある場合は水ありグリル、
「水を入れないでください」「水不要」と書かれていれば水なしグリルです。

我が家のグリルには「水を入れずにお使いください」と表示があり、水なしグリルであることが分かりました。
ただし、長年使っていると表示が薄れて読めなかったり、そもそも何も書かれていないケースもあります。
その場合は、コンロの型番を確認し、取扱説明書を見る、またはメーカーに問い合わせるのが確実です。
型番の記載場所はコンロの機種によって異なります。
我が家の場合、天板や正面には型番の記載がありませんでした。

電池を入れる箇所を開けてみると、内部に型番を発見。

型番を検索し、取扱説明書を確認したところ、グリルには水を入れない旨が記載されていました。
判定結果に応じた対応
✓ 水ありグリルと判定された方へ
使用前には必ず、受け皿に水を入れましょう。
水位線がある場合は、その線まで水を入れるのが目安です。
水を入れずに使用すると、油が高温になり、煙やニオイが強く出たり、最悪の場合は発火につながる恐れがあります。
✓ 水なしグリルと判定された方へ
受け皿に水を入れる必要はありません。
誤って水を入れてしまうと、熱の反射が妨げられ、焼きムラが出たり、調理時間が長くなる原因になります。
グリルの使い方|水あり・水なしそれぞれの手順
水ありグリルの使い方
1. 受け皿を取り出し、水位線まで水を入れる(水位線がない場合は受け皿の6〜7割程度)
2. 受け皿をグリル内に戻す
3. 焼き網を設置する
4. 食材を並べて調理開始
使用後のお手入れ
1. グリルが完全に冷めるまで待つ
2. 受け皿の水を捨てる(油が混じっているので排水口ネットを使うと便利)
3. 受け皿と焼き網を中性洗剤で洗う
4. しっかり乾燥させてから戻す
ポイント:
・水が少ないと油が高温になり危険なので、必ず適量の水を入れる
・魚の皮が焼き網にくっつく場合、焼き網に薄く油を塗ると良い
水なしグリルの使い方
1. 焼き網を取り出し、薄く油を塗る(食材がくっつきにくくなります)
2. 焼き網を戻す
3. 受け皿は空のまま(水は入れない)
4. 食材を並べて調理開始
使用後のお手入れ
1. グリルが完全に冷めるまで待つ
2. 受け皿に溜まった油汚れを拭き取る
3. 受け皿と焼き網を中性洗剤で洗う
4. しっかり乾燥させてから戻す
ポイント:
・受け皿に水を入れない
・受け皿はこまめに掃除すると汚れが落ちやすい
・グリルは魚だけでなく、トーストやグラタン、野菜のグリルなど幅広く活用できる
なぜ水なしでも大丈夫?技術進化の秘密
空気冷却システムで受け皿の温度上昇を防ぐ
「水なしだと油に火がついて危ないんじゃないの?」
よくこのご質問をいただきます。
でも、ご安心ください。水なしグリルには巧妙な安全機構が組み込まれています。
その鍵となるのが「整流板」という部品です。
この整流板をバーナーの下に設置することで、熱の流れをコントロール。
高温の熱は受け皿を避けて上部へ流れ、受け皿部分には冷たい空気が流れ込むように設計されています。
つまり、水の代わりに空気の流れで受け皿を冷やしているわけです。
これにより、落ちた油が高温になって発火するリスクを大幅に減らしています。
各メーカーの技術開発の努力により、安全性を保ちながら使いやすさを実現できたのです。
コーティング技術の進化でお手入れも簡単に
受け皿が高温にならなくなったことで、もうひとつ大きな進化がありました。
それが、受け皿の素材改良です。
従来の水ありグリルでは、受け皿が高温になるため、熱に強い素材しか使えませんでした。
しかし水なしグリルでは受け皿の温度が上がりにくいため、汚れがこびりつきにくいフッ素樹脂加工など特殊コーティングを施すことが可能に。
この技術革新によって、水を入れる手間がなくなっただけでなく、お手入れのしやすさまで向上したのです。
煙とニオイを抑える技術
水なしグリルでは、水による冷却がない分、煙やニオイへの対策も進化しています。
最新のガスコンロには、グリル庫内の温度を適切にコントロールする機能や、排気システムの改良が施されています。
従来は水蒸気と一緒に煙を外に出していましたが、水なしグリルでは排気経路に工夫を凝らし、バーナーの向きやフィルターで煙を少なく処理する設計になっているものも。
たとえば、パロマの「スモークカットグリル」や、リンナイの「スモークオフ機能」といった独自の煙・ニオイ抑制機能が搭載され、従来よりも庫内での煙の発生を抑えつつ、排気時のニオイの広がりを軽減する工夫がなされています。
また、受け皿のコーティング技術の向上により、油汚れが焦げ付きにくくなったことも、煙やニオイの発生を抑える要因となっています。
焦げ付いた油は強いニオイの原因になりますが、こびりつきにくい素材を使うことで、この問題も軽減。
対面式キッチンやオープンキッチンが主流となった現在、リビングに煙やニオイが広がりにくい設計は、多くのご家庭で重視されるポイントとなっています。
焼き網がない!?水なし魚焼きグリルの進化がすごい
最新の魚焼きグリルは、水なしタイプが主流。
さらに近年では、受け皿に水を入れないだけでなく、焼き網を使わないグリルも増えています。
焼き網の代わりに付属するのは、専用の調理容器。
魚を焼くだけでなく、冷凍食品の解凍調理や、揚げ物・パンのリベイクまで対応し、グリルの使い道が大きく広がりました。

焼き網がないことで、食材がこびりつきにくく、調理後のお手入れも格段にラクに。
「グリルは洗うのが面倒で使わなかった」という方ほど、その快適さを実感できます。
たとえば、TOTO「ザ・クラッソ」に組み合わされるビルトインコンロでは、ノーリツ製・リンナイ製ともに焼き網なし仕様を選択可能。

焼き網が「ついていない」のではなく、焼き網が「いらなくなった」進化した魚焼きグリルです。
水あり・水なしの違いを知ったうえで、「実際に最新のビルトインコンロキッチンを導入すると、費用はどれくらいかかるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
千葉県のリフォーム専門店リフォラボの場合、参考価格228,498円〜(工事費別)のご対応が可能です。
下記では、TOTOやパナソニックの最新キッチンを、ご自宅に導入した場合のおおよその費用を簡単にシミュレーションできます。
水ありと水なし、それぞれのメリット・デメリット
水ありグリルのメリット・デメリット
水ありグリルのメリット
・構造がシンプルなため、価格が比較的安価
・古いモデルでも安定して使用できる
・水で油の温度上昇を抑える、わかりやすい安全設計
水ありグリルのデメリット
・調理前に水を入れる手間がかかる
・使用後、油混じりの水を捨てる作業が面倒
・受け皿が重く、運搬時にこぼれやすい
・煙やニオイが出やすい傾向がある
水なしグリルのメリット・デメリット
水なしグリルのメリット
・調理前の準備がとにかくラク(水を入れる手間なし)
・調理後の片付けが圧倒的に簡単
・料理がカリッと美味しく仕上がる
・煙やニオイが大幅に軽減される
・幅広い料理に活用できる(ノンフライ調理、トースト、グラタンなど)
水なしグリルのデメリット
・両面焼きタイプは火力が強く、食材が焼き網にくっつく場合がある
・価格が水ありグリルより高め
どちらを選ぶべき?
ガスコンロを新しく購入する際、どちらのグリルを選ぶかはご予算や使い方によって異なります。
水ありグリルがおすすめの方:
・とにかく初期費用を抑えたい
・中古のコンロを検討している
水なしグリルがおすすめの方:
・これから長く使うことを考えている
・毎日の使いやすさやお手入れの簡単さを重視したい
・グリルを頻繁に使う予定がある
・多機能なコンロを求めている
ガスコンロの寿命は長いため、長期的な使いやすさを考えるか、初期費用を優先するかでお選びいただくことがおすすめです。
よくある質問Q&A
Q. 水なしグリルに間違えて水を入れてしまったらどうなりますか?
A. 水なしグリルに水を入れることはおすすめできません。
水なしグリルは、庫内の熱の流れを計算して設計されているため、水を入れると熱の反射が悪くなり、焼きムラが生じたり、調理時間が長くなったりする場合があります。
また、水蒸気が発生することで食材がべたつき、水なしグリル本来の仕上がりの良さが損なわれてしまうこともあります。
さらに、受け皿が浅い構造のため、水を入れるとこぼれやすく、やけどなどのケガにつながる恐れがある点にも注意が必要です。
各メーカーの公式サイトでも、同様の案内がされています。
【パロマ|公式サイトより引用】
「水なしグリル」は、グリル受け皿に水を入れる必要のないタイプですので、
水を入れないでご使用ください。
グリル受け皿が水を入れるような形状になっていないため、
水をこぼすとやけどのおそれがあります。
【リンナイ|公式サイトより引用】
水無しグリルは、グリル皿に水を入れないでください。
水無しグリルは、グリル皿が浅く、水を入れられる形状ではありません。
無理に水を入れると、移動時に水がこぼれる恐れがあり、
また熱の反射が弱くなることで、魚の裏面が焼けにくくなる場合があります。
Q. グリルの受け皿に表示が何も書いてないのですが、水は必要ですか?
Q. 古いコンロから買い替える時、水ありと水なしどちらのグリルを選ぶべきですか?
A. ガスコンロを新しく購入する際は、ご予算や使い方に合わせてグリルの種類を選ぶことが大切です。
初期費用を抑えたい方や、中古のコンロを検討している方には水ありグリルが向いています。
一方、これから長く使うことを考えている方や、日々のお手入れのしやすさ、グリルの使いやすさを重視したい方には水なしグリルがおすすめです。
まとめ
水あり・水なしの違いを知ることが、キッチン見直しの第一歩
グリルは、キッチンの使いやすさを大きく左右する、重要な設備のひとつです。
「水を入れて、使った後に捨てて、重い受け皿を洗う」
そんな手間を思い浮かべて、グリルの使用を控えている方も多いのではないでしょうか。
その使いにくさは、調理の仕方ではなく、グリルの仕様に原因がある場合があります。
特に水ありグリルは、準備や後片付けの負担が大きく、日常使いしづらいと感じやすい設備です。
一方、水なしグリルは準備も片付けも簡単で、焼き魚だけでなくトーストや温め直しなど、毎日の調理に気軽に使えます。
まずは、ご自宅のグリルがどのタイプかを確認してみましょう。
もし使いにくさを感じているなら、キッチンを見直すひとつのきっかけかもしれません。
毎日使うキッチンだからこそ、設備の違いが暮らしの快適さにつながります。
これからの生活に合ったキッチンで、毎日の料理をもっとラクに、もっと楽しくしてみませんか。
✐記事制作
戦略マーケティング&PR部
✐記事制作:戦略マーケティング&PR部
















.png)



.png)












